2015年 04月 06日
県体予選 |
昨日、雨の日曜日、大宮の大和田第二公園で県体の予選があった。
ベテラン・シングルスだ。カテゴリーは65歳の部で、70未満
まで参加できる。
本選のドロー(参加者枠)は16名で、13名はすでに決まって
いて、残りの3枠を予選者が争う。
予選に参加しているのは9名。これが3組に分かれ、リーグ戦を
行い、1位が本選に進める。
悪評高い「埼玉方式」だ。
神奈川や群馬じゃこんな面倒くさいことはしてないと聞いた。
昨年、春に初めて参加し、秋も経験した。その都度予選からの参
加でその顔ぶれも雰囲気も分かっている。
私は運よく2回とも本選に進んだが、1回戦で敗れている。
1回戦で敗れると絶対、次も予選からだ。
本選にはじめからいる方がたはみな強いかというと、そうではな
い場合もある。本選はこれまでの実績と、JTA(日本テニス協
会)のポイント数が加味されて決まる。このポイントは過去の大
会参加の実績で決まる。
私はこれまで、本選での実績がないのと、JTAのポイントも低
いので、予選からとなる。
昨日、案の定いつもの顔ぶれで、いつもの戦いで予選を突破した。
そのメンバーに新たに加わった新65歳のGさんがいた。
浦和の人で前から市民大会での顔なじみだ。
このかたといきなり1回戦で当たった。
彼は初めから「敵(かな)いませんよ」と戦意を見せなかったが、
試合前のトスで当てると「リターン」と言った。
雨の中の第1試合、練習もしてないとサーブはミスることがある。
なんだ、けっこう考えてるじゃん。
試合は、彼の考えたとおり、サーブにミスが出たりしてブレーク
され、0-1。
しかし、あと6つ取って 6-1で終わった。
1時間半後の2回戦も5-0で、そのままいけばという雰囲気だっ
たが、魔がさした。
お相手はかなりのご年配。Gさんに0-6で負けてらっしゃる。
いいのか、このままで。やっぱり彼にも得意なショットを打っても
らいたい。楽しく雨の試合を楽しんでほしい。
私も打ち合いらしい打ち合いは今日まだしてない。
そこで、打ちあってみた。
こちらから仕掛けず、相手の打つのを追いかけて返し、とにかくま
もって長いラリーにした。
2つ取られた。やはり県体予選に来る腕がある。
5-2から、自分のサーブだったので全部サーブ&ボレーで決めた。
スポーツマン精神に外れるとか、本当のやさしさではないとか、い
ろいろ意見はあるだろう。しかし、しかしだ。
最後の握手のとき、彼は「ありがとう、すごく楽しかった」と言っ
た。
強ければイイ。勝てばイイ。一瞬も緩まず、相手を打倒しなければ
ならないというのはプロの試合だろう。
いいや、そうじゃない。アマチュアでも「勝ちを譲らず」に相手に
点をすこしばかり提供するのは卑怯だ・・・こういう声もあるだろ
う。
なんでもイイ。私は相手を叩きのめすのは好きじゃない。
それがお前の弱さなんだよ・・・。
そうかもな。
それが俺の一生かも。
という感傷に浸っていたら、日本テニス協会のベテランシングルス
のランキングが突然上がっていて驚いた。
3月初めまでは550位でポイントは5点だった。
今、407位の62点だ。
さいたま市民選手権で2位に入った点が加算されたようだ。
県体で優勝したら何点もらえるのだろう。
空想家でもある。
ベテラン・シングルスだ。カテゴリーは65歳の部で、70未満
まで参加できる。
本選のドロー(参加者枠)は16名で、13名はすでに決まって
いて、残りの3枠を予選者が争う。
予選に参加しているのは9名。これが3組に分かれ、リーグ戦を
行い、1位が本選に進める。
悪評高い「埼玉方式」だ。
神奈川や群馬じゃこんな面倒くさいことはしてないと聞いた。
昨年、春に初めて参加し、秋も経験した。その都度予選からの参
加でその顔ぶれも雰囲気も分かっている。
私は運よく2回とも本選に進んだが、1回戦で敗れている。
1回戦で敗れると絶対、次も予選からだ。
本選にはじめからいる方がたはみな強いかというと、そうではな
い場合もある。本選はこれまでの実績と、JTA(日本テニス協
会)のポイント数が加味されて決まる。このポイントは過去の大
会参加の実績で決まる。
私はこれまで、本選での実績がないのと、JTAのポイントも低
いので、予選からとなる。
昨日、案の定いつもの顔ぶれで、いつもの戦いで予選を突破した。
そのメンバーに新たに加わった新65歳のGさんがいた。
浦和の人で前から市民大会での顔なじみだ。
このかたといきなり1回戦で当たった。
彼は初めから「敵(かな)いませんよ」と戦意を見せなかったが、
試合前のトスで当てると「リターン」と言った。
雨の中の第1試合、練習もしてないとサーブはミスることがある。
なんだ、けっこう考えてるじゃん。
試合は、彼の考えたとおり、サーブにミスが出たりしてブレーク
され、0-1。
しかし、あと6つ取って 6-1で終わった。
1時間半後の2回戦も5-0で、そのままいけばという雰囲気だっ
たが、魔がさした。
お相手はかなりのご年配。Gさんに0-6で負けてらっしゃる。
いいのか、このままで。やっぱり彼にも得意なショットを打っても
らいたい。楽しく雨の試合を楽しんでほしい。
私も打ち合いらしい打ち合いは今日まだしてない。
そこで、打ちあってみた。
こちらから仕掛けず、相手の打つのを追いかけて返し、とにかくま
もって長いラリーにした。
2つ取られた。やはり県体予選に来る腕がある。
5-2から、自分のサーブだったので全部サーブ&ボレーで決めた。
スポーツマン精神に外れるとか、本当のやさしさではないとか、い
ろいろ意見はあるだろう。しかし、しかしだ。
最後の握手のとき、彼は「ありがとう、すごく楽しかった」と言っ
た。
強ければイイ。勝てばイイ。一瞬も緩まず、相手を打倒しなければ
ならないというのはプロの試合だろう。
いいや、そうじゃない。アマチュアでも「勝ちを譲らず」に相手に
点をすこしばかり提供するのは卑怯だ・・・こういう声もあるだろ
う。
なんでもイイ。私は相手を叩きのめすのは好きじゃない。
それがお前の弱さなんだよ・・・。
そうかもな。
それが俺の一生かも。
という感傷に浸っていたら、日本テニス協会のベテランシングルス
のランキングが突然上がっていて驚いた。
3月初めまでは550位でポイントは5点だった。
今、407位の62点だ。
さいたま市民選手権で2位に入った点が加算されたようだ。
県体で優勝したら何点もらえるのだろう。
空想家でもある。
by katodiary
| 2015-04-06 14:53
| テニスを楽しむ
|
Comments(0)