2016年 07月 12日
石裂山 鹿沼 |
石裂山と書いて「おざくさん」と読む。
栃木県鹿沼市の山だ。昨日の月曜日、ひとりでまた出かけた。
鹿沼市は岩山もそうだし、いろいろな山がある。
加蘇山神社という古社から登る。県道を登りつめたところにあり、
鹿沼ICから50分もかかる。
神社の前に周回コースの案内があったので、さらに車で行ける所
まで上がる。
岩場が多く、チェーンやハシゴが数多く設置されていて、素人は
登るなと書いてある。
ある方のブログに、この山はハシゴなどが多くてフリーに登れな
いと書いてあり、それではつまらないなと思っていたが、そうで
もなく、チェーンの脇を手と足で登ったりして、楽しむことがで
きた。むろん、ハシゴのところは避けられないが、それでも前向
きで降りてくることで、ハード感を味わったりした。
清滝、竜滝を過ぎ、中ノ院、奥ノ院と登る。
熊よけの鈴をザックにぶら下げてある。
あるハシゴを登って、上に上がると、向こうから黒いものがやって
きた。熊だよ。エーなんでー??
脇に折れた杉の枝があったのでとっさにそれを拾い身構えた。
すると、熊もいつの間にか樹に飛びつき、枝を折って持って
くるではないか。
万事窮す。なおも向かってくる熊の頭を思い切り叩いたが、
熊はそれをはずし、思い切り私の胸に突きを入れた。
気が付いたのはそれから5分くらいあと。熊が私を介抱して
くれていた。
「なんで、剣道を知ってるんです?」
「熊高で習ったんだ」
「埼玉の熊谷高校?」
「ウン」
「しかし、強かったなァ あの突きは・・・」
「突きの輪グマだから」
なんてことを考えながら進むと奥の院に着いた。
立派なハシゴ段が設置されていたが、その脇の古いチェーン
を使ってよじ登った。
確かに奥の院があった。
それからは木の根が重なりあう坂とか、岩の壁とかをはい登
り、また長いハシゴを降りたりした。
しかし、どこも危険が危ないという場所はない。
子供連れ、アベック、善男善女、病後の回復、神経痛などの
予防、なんでもいいや。楽しく登れる。
ただし汗はびっしょりかいた。
ようやく頂上が見えた。
神社を11時20分に出て、頂上が1時50分だから2時間
30分の登りであった。
頂上には寒暖計が樹にぶら下がっていて、22度くらいを示
していた。樹間の頂上だが、心地よい風が吹き抜ける。
着替えのTシャツを持参して正解。
コーヒーを沸かして飲んだ。コレは余り軽いとトレーニング
にならないので持ってきた。
しばし休憩し、月山を経て下山開始。
下山は3時50分であった。
終始ひとりの山旅であったが、疲れもないし、体力に一定の
自信が持てた。
これで毎週月曜日の日帰り山行を3回したが、だんだん脚力が
ついているようだ。
いよいよ、来週は八ッの阿弥陀と赤岳である。
・
栃木県鹿沼市の山だ。昨日の月曜日、ひとりでまた出かけた。
鹿沼市は岩山もそうだし、いろいろな山がある。
加蘇山神社という古社から登る。県道を登りつめたところにあり、
鹿沼ICから50分もかかる。
神社の前に周回コースの案内があったので、さらに車で行ける所
まで上がる。
岩場が多く、チェーンやハシゴが数多く設置されていて、素人は
登るなと書いてある。
ある方のブログに、この山はハシゴなどが多くてフリーに登れな
いと書いてあり、それではつまらないなと思っていたが、そうで
もなく、チェーンの脇を手と足で登ったりして、楽しむことがで
きた。むろん、ハシゴのところは避けられないが、それでも前向
きで降りてくることで、ハード感を味わったりした。
清滝、竜滝を過ぎ、中ノ院、奥ノ院と登る。
熊よけの鈴をザックにぶら下げてある。
あるハシゴを登って、上に上がると、向こうから黒いものがやって
きた。熊だよ。エーなんでー??
脇に折れた杉の枝があったのでとっさにそれを拾い身構えた。
すると、熊もいつの間にか樹に飛びつき、枝を折って持って
くるではないか。
万事窮す。なおも向かってくる熊の頭を思い切り叩いたが、
熊はそれをはずし、思い切り私の胸に突きを入れた。
気が付いたのはそれから5分くらいあと。熊が私を介抱して
くれていた。
「なんで、剣道を知ってるんです?」
「熊高で習ったんだ」
「埼玉の熊谷高校?」
「ウン」
「しかし、強かったなァ あの突きは・・・」
「突きの輪グマだから」
なんてことを考えながら進むと奥の院に着いた。
立派なハシゴ段が設置されていたが、その脇の古いチェーン
を使ってよじ登った。
確かに奥の院があった。
それからは木の根が重なりあう坂とか、岩の壁とかをはい登
り、また長いハシゴを降りたりした。
しかし、どこも危険が危ないという場所はない。
子供連れ、アベック、善男善女、病後の回復、神経痛などの
予防、なんでもいいや。楽しく登れる。
ただし汗はびっしょりかいた。
ようやく頂上が見えた。
神社を11時20分に出て、頂上が1時50分だから2時間
30分の登りであった。
頂上には寒暖計が樹にぶら下がっていて、22度くらいを示
していた。樹間の頂上だが、心地よい風が吹き抜ける。
着替えのTシャツを持参して正解。
コーヒーを沸かして飲んだ。コレは余り軽いとトレーニング
にならないので持ってきた。
しばし休憩し、月山を経て下山開始。
下山は3時50分であった。
終始ひとりの山旅であったが、疲れもないし、体力に一定の
自信が持てた。
これで毎週月曜日の日帰り山行を3回したが、だんだん脚力が
ついているようだ。
いよいよ、来週は八ッの阿弥陀と赤岳である。
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by katodiary
| 2016-07-12 15:01
| 山に行こう
|
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