2017年 09月 21日
ユウキさんが郡上踊りを嫌いだったワケ |
昨日のBSプレミアムで、お月様に関する番組が放送された。
もうじき、中秋の名月がくるので、お月様なのかな。
なかなか風情のある内容であった。
番組はまず郡上八幡踊りを取り上げた。
この盆踊りには月を唄っている歌詞がふたつある。その一つが、
郡上のナァー、お月さま、まん丸こてまるて、(ハァ ソンデンセー)
丸てェーえ、角のうてェー、そいよかァろ
である。
ここで、踊っているユウキさんが登場する。
彼女は郡上博覧館で観光客に踊りを披露したり、教えたりして
いる。私も5月に行った際に教えてもらった。と言っても、他
の客に交じってみているだけだったが。
郡上八幡城
その彼女が初めは郡上踊りがキライだったという。その理由の
一つがこの歌詞にある。
お月さまと女性が唄の中でかけられていて、丸くて角がなくて
添い良かろ・・・・ ハァなるほどねである。
私はそりゃ良かろ・・・・と解釈していたのだが、違った。
ということは、ユウキさんは早熟だったんだ。
さらに彼女は踊りの真ん中の屋台に乗って、マイクで歌うおじ
いちゃんがイヤだったそうだ。それは身内が目立って恥ずかし
いという素朴な娘心からだったろう。
それも理解できる。
が、ということは、今彼女はこの二つを許して踊りの主役を演
じているということはダ。
大人になったね。
いいことだ。
今は、おじいちゃんが唄っている屋台の前で楽しく踊っている。
そして、おじいちゃんの唄でみんながひとつになるのがうれし
いと言っていた。
60年唄っているというおじいちゃんも、じつにうれしそうで
あった。
by katodiary
| 2017-09-21 11:26
| 旅に出よう
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