2018年 01月 08日
瀬戸内の旅 琴平 |
倒れた吉良ちゃんの速報は築地のメロメロ会のラインに
よってもたらされたそうだ。なんとか快方に向かってほ
しい。
さて、元旦の朝、丸亀城を見たあとは琴平に向かった。
電車で20分くらいの近さであった。
駅を下りて金比羅さんのある山へと向かう。
琴平も金刀比羅も同じで、こんぴらはそれがなまったも
のだ。みな同じ。
この神社は江戸時代までは神仏習合で、松尾寺と金比羅
宮との合体であった。その頃は象頭山松尾寺金光院とい
うのが本名で、だから金比羅大権現という神社&お寺の
名前がつけられていた。
伊勢参りと並ぶお参りの人気があったそうで、多度津や
丸亀は海からの入口の港としてにぎわった。
元々は海上交通の安全を願われたお宮で、駅前に高灯篭
と呼ばれる海からの目印になった灯台のようなものがあ
る。
篤志家の集団が建てたそうだ。
参道に向かう。
いっぱいの人はうどん屋さんに並んでいる。
私は行列がキライだ。とっとこ歩く。
猿回しをしていた。
じつに楽しそうだ。
また歩く。
どこのうどん屋さんもいっぱいの人である。
今日1日でどれだけ稼ぐんだろう。
階段に出た。ここから金比羅山の1368段の階段が
始まる。
しかし、山を登るのでまったく苦にならない。
大きな門が出てきた。
広場になっている。
なになに神馬がいるって?
本物だ。
また、造船会社が奉納した真鍮製の大きな船のスクリューも
置かれていた。何万トンのタンカーのものと同じ大きさだと
書いてあった。
さらに進む。
・・・と人の行列がパタと停まった。
あら、もう本殿が近いのか?
しかし、足の疲れ具合からいって、まだ500か600段くらしか
来てないだろう。ということはダ。
これから、あと半分をピタっと停まりながらだらだら行くのか。
そんなコトァできねえ。
何時間もかかる。
残念だが、ここで折り返した。
すると、道の脇に例の籠があった。
そして、それに乗ろうとしている人がいた。
どこぞのおじいちゃんが乗った。
太い竹さおで担ぐ。エライもんだね。
しばらくついて行った。
平坦な場所まで降ろしてあげて、気になる料金はと見てい
ると、ついてきたおばあちゃんが千円札を数枚渡していた。
俺はづっと歩いてお参りしようと思った。
参道の終わりかげんの場所に金陵という酒蔵会社の資料館
があり、丁寧に酒造りの工程を豊富な実物や人形で展示説
明していた。
好感が持てる。
参道そばのうどん屋さんはどこも行列だったので、線路そ
ばのうどん屋さんに寄った。
初めて注文した。ぶっかけうどんを頼んだが、品切れで、釜揚げ
肉うどんを頼んだ。
テーブルの上の〇〇をかけてお召し上がり下さいと言われたが、
いい加減にハイと答えて、蒲鉾の天ぷらを取って、おでんを取っ
て席についた。
テーブルの上の・・・ なんだ? 何もない。
ァ、これか。しょうゆか?
醤油しかない。なので、それを掛けて食べた。
初めてだ。
ま、うどんはコシがあっておいしい。
安いしね。これで650円だったかな。
おなかも満足したので、また琴平駅に向かった。
今日の最後は、善通寺さんである。
弘法大師が生まれた町で、弘法さんが立派にした善通寺と
いうお寺があるよ。
by katodiary
| 2018-01-08 12:21
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