2019年 01月 11日
上田 倉乃 |
上田に岡崎酒造を訪ねたあと、別所温泉に行ってみた。
実は、月吉野という酒を造る若林醸造さんを訪問したの
だが、大晦日のことでお休みであった。
若林酒造さんは5年くらい前に復活した蔵で、担い手が
いなかったので、リンゴジュースなどの製造をしてきた
のだが、娘さんが海外留学したときに目覚めて家業再建
を買ってでたのだそうだ。
ホームステイ先で、家の仕事を聞かれたときに酒造りの
ことを聞かれ、何も答えられなかったとか。
それが若林真実さんで、その経験が彼女を女性杜氏の道に
すすませたというわけ。
でも、酒造りはようやく端緒についたばかりで、皆で応援
してあげなければならない。
早い昼食になってしまったが、蕎麦を求めて車を走らせた。
倉乃という蕎麦屋さんの看板が目に入った。
上田と別所温泉を結ぶ別所街道にそのお店はあった。
開店時刻の11時を過ぎていたのだが、年越しそばを製造
するために少々遅れていたようだ。
車の中で待機。
暖簾がかかったのでお店に入ると、わずかだが異臭がし
た。
これは下水の匂いだ。勾配がとれていないとか、なにか
詰まっているとこうした匂いが出る。
お店のかたは、気が付いていないのだろうか。
田舎そばが良いらしいので、それを注文。
出てきた田舎蕎麦は断然に力強く、コシがあり、香りも
素晴らしい。田舎そばらしい田舎そばだ。
種から育てているという。
そばは100点。
開店時のあの匂いがいけない。
知らせる方法を考えないとならない。
クルミと大根おろし、天かすの3種を味わえる3種もりを
頼んだ。
予約していないが、年越しそばを買えるか聞くとあっさり
OK。2人前も買ってしまい、大晦日と元旦に分けて頂いた。
家に着いても、倉乃のそばは美味しかった。
by katodiary
| 2019-01-11 10:45
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